薬指の爪もみはNG

爪もみでは、薬指の爪もみを行ってはいけないといわれるけれど、なぜなのか。
それは、薬指に通っている神経が関係しています。

爪もみは、自律神経のバランスを整えることで、健康になるというものです。
この自律神経がキーワードになってきます。

両手両足の爪の生え際付近には、たくさんの神経が集中していますが、
この中の両手両足の薬指には、自律神経の交感神経が、薬指以外の指には、
自律神経の副交感神経が通っているのです。

この交感神経と副交感神経とは、相反する立場にいて、どちらかが動いていると、
どちらかは停止している状態になります。

体の不調は、この交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れたことが原因と
考えられています。交感神経が過剰に働き、交感神経優位になってしまうため、
体が休息できない状態になってしまっているのです。交感神経優位な状態だと、
白血球の中の顆粒菌の割合が多くなり、リンパ球が減少するため免疫力が低下します。

この状態を、爪もみ健康法で副交感神経を刺激して、副交感神経の働きを優位にさせ、
リンパ球を増やし、免疫力をアップさせるのが爪もみの目的なため、交感神経が
通っている薬指を刺激してしまうと、副交感神経を抑制させる働きも作用するので、
薬指は爪もみしないようにするのです。

薬指の爪もみを行ってはいけないという理由は、こんなところにあります。
この理由を念頭において、正しい爪もみを行い、健康な生活を目指してください。