爪もみと自律神経の関係

「爪もみは、自律神経を刺激して健康になると聞くけれど、
そもそも自律神経ってなんだろう?」

「爪もみで自律神経を刺激すると何故健康になるのだろう?」

そんな疑問を持ちますよね。

自律神経とは、簡単に言うと自分の意識と関係なく勝手に働いてくれている神経
の事を言います。「息吸わなきゃ!」「心臓動かさなきゃ!」「胃腸でご飯消化しなきゃ!」
なんて、意識して体の機能を動かしていませんよね。

こういった、体中の自分の意思で動かせないような臓器への脳からの指令を
行っているのが自律神経です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経と副交感神経は相反する立場にあり、どちらかが働くとどちらかは
機能停止します。

交感神経は、心臓の動きを活発にする・血圧を上昇させる・腸の働きを抑える・
排泄を抑えるなど、主に体を活動的に動かしやすくします。勉強や労働・
運動をする時やストレスを感じた時に働きます。

副交感神経は、心臓の働きを抑える・血圧を下降させる・腸の動きを活発にする・
排泄を促すなど、主に免疫力を上げ、体の機能を修復する働きをします。
睡眠や休息中・リラックスしている時に働きます。

この自律神経のバランスが崩れると、体に異常がでてくるわけです。

爪もみすると自律神経を刺激する理由は、爪の生え際付近にあります。
爪の生え際付近には、神経線維が密集している為、爪の生え際付近を
爪もみして刺激することにより、神経線維をじかに刺激して、自律神経へと
伝わるのです。

薬指以外の指は、副交感神経への刺激になるので、免疫力アップ・リラックス効果
などがあるのです。

正しい爪もみを覚えて、自律神経のバランスを整えて健康体をめざしましょう。